シーバス釣り スタートガイド TOP  >  生態・習性  >  季節ごとの行動  >  シーズナルパターンその2(夏)

シーズナルパターンその2(夏)

更新日: 2017年9月26日

ここではシーバスのシーズナルパターン・夏の時期についてまとめてあります。

5月~6月頃(初夏)

5月後半から6月にかけての初夏の時期は、適度な水温とプランクトンの繁殖で適度な濁りが生まれ、各地の沿岸では小魚などの生き物が多く集まり、シーバスにとって過ごしやすい時期となります。


カタクチイワシ。


サッパ。夏にかけて群れで見かけるようになります。


ボラの幼魚。「イナッコ」と呼ばれます。

また、この頃は梅雨のシーズンでもあり、雨による濁りが続きやすく、シーバスの警戒心が和らぎ釣りやすい時期です。

7月~8月頃(盛夏)

7月頃からイワシ、サッパ、イナッコなどに加えて、新たなベイトとなる生き物が見られるようになります。


サヨリの幼魚。エンピツサヨリなどと呼ばれます。初夏頃から群れで回遊してきます。


夏の海釣りではおなじみのハゼ。

高水温と赤潮に注意

7月~8月になると本格的な夏シーズンとなり、気温が30℃を超える真夏日が続くような状況になると、浅場や磯場、水の流れが悪いエリアでは強烈な日差しによって海水が温められて高水温となり、魚にとって居心地の悪い環境となる傾向にあります。

とくに湾奥などの閉鎖性水域と呼ばれるエリアでは、高水温によりプランクトンが過剰発生し、それによって海中の酸素が大量に消費され、海の生き物にとっては暑くて息苦しくて住みづらい環境となります。これは「赤潮」と呼ばれる現象として知られ、湾奥では毎年のように発生する現象です。

ちなみに赤潮と呼ばれるのは、大量発生したプランクトンの色素が赤いため海の色が赤く(または赤茶色に)染まった状態に見えるからです。

イワシやサッパなどの回遊性のある生き物は、赤潮の発生した高水温で酸素の少ないエリアから離れ、適温で酸素が豊富にある環境に移動するようになります。シーバスの群れもそれに合わせて快適な環境に移動するようになります。

この時期での快適な環境となる場所は、潮通しのよく新鮮な水が供給されやすい湾口部、タンカーや大型船舶が通れるぐらいの水深のある水量の多いエリア、河川や河口(特に護岸整備されていない天然河川)、急深サーフといった場所になります。

夏に釣果をあげるには

夏の時期にシーバスを釣るには、以下のポイントを抑えるといいでしょう。

狙う場所

  • 河川
  • 潮通しがいい・水深のある釣り場

夏の時期は、シーバスのいるポイントを絞り込みやすいのが特徴です。特に河川では適水温・酸素量が保たれていて、アユを求めて遡上(そじょう)するシーバスが多くいるため狙い目となります。

釣り方

  • イワシパターン
  • イナッコパターン
  • サヨリパターン
  • ハゼパターン

関連情報