河川での遡上行動

シーバスはエサを求めて川へ遡上する習性があります。

遡上する理由

シーバスが河川に遡上する理由には大きく分けて二つあります。

一つ目は過ごしやすい水域に移動したい場合です。この傾向が強くなるのが夏の時期で、高水温や赤潮を避けて、河川に遡上するか潮通しのいい深場に向かうようになります。

二つ目は捕食目的の場合です。河川ではアユを始め、ボラ、ハゼ、コノシロ、ハヤ、ウグイなどエサとなる魚が豊富にいるので、これを狙ってシーバスは遡上します。

遡上するタイミング

河川では常に流れがあるので、その流れが和らぐ上げ潮のときが遡上のタイミングとされています。これはシーバスに限らず、アユなどの遡上する魚全般に当てはまることです。河口域が干潮で水深がごく浅かったり、河川からの流れが強かったりする場合は、遡上することができずに河口付近に留まります。

また、シーバスの場合は遡上する際に“慣らし期間”が必要で、河口に40~50日ほど滞在してから川に遡るとされています。

どこまで遡上するか

堰や水門がなく、自然を保ったままの河川であればかなり上流部、アユの友釣りが行われるような清流域まで遡ることが確認されています。現代では多くの河川が堰や水門が設置されているので、大抵は河口から最初の堰や水門までがシーバスの遡上範囲となります。

関連記事