ラインの選び方

更新日: 2017年9月28日

シーバス釣りに使うラインの選び方について。

メインライン

いわゆる道糸のこと。シーバス釣りではナイロンラインかPEラインを使います。

以下は、釣り場ごとに適した号数の目安表です。

ナイロン

釣り場 2号 (8lb) 3号 (12lb) 4号 (16lb)
ボート(穴撃ちゲーム)
ボート(キャスティングゲーム)
湾奥(運河、都市型河川)
大型河川
河川や干潟でのウェーディング
サーフ、河口

PE

釣り場 0.8号 1.0号 1.2号 1.5号 2.0号
ボート(穴撃ちゲーム)
ボート(キャスティングゲーム)
湾奥(運河、都市型河川)
大型河川
河川や干潟でのウェーディング
サーフ、河口

汎用性の高い号数は、ナイロンだと3号(12lb)、PEだと1号前後となります。

メインラインの長さは100~150m程度必要です。

PEラインのメリット

現在のシーバス釣りではPEラインを使うのが一般的。その理由として以下のメリットがあるからです。

  • キャストしたときルアーを遠くに飛ばせる。ナイロンとPEのlb(ポンド)の数値が同じ場合、PEのほうが細くて空気抵抗を受けにくいため。
  • PEは伸びがなく高感度なので、ナイロンと比べて海底の状態や魚のアタリを感じ取れやすい。つまり、魚がいそうなポイントを見つけるための情報が得られやすい。
  • 劣化しにくいので長く使える。釣行ペースにもよりますが、大抵1年ぐらいは使えます。

ただ、PEラインは擦れに弱い(シーバスのヤスリ状の歯や海底の岩などに擦れると切れやすい)という欠点があるため、メインラインとリーダーを結ぶ(「ノットを組む」「ラインシステムを組む」と言う)必要があります。

リーダー

リーダー(ショックリーダー)とは、メインラインの先端に結びつける太いラインのこと。

シーバスの口周りはヤスリのようにザラザラとしていて、もしヒットしたときルアーが飲まれていた場合、やりとりの最中にラインがシーバスの口周りに擦れて切れてしまうことがあります(ラインブレイク)。特にPEラインは細くて擦れに弱いため、必ずリーダーを結ぶようにします。

PEに結ぶリーダーの選び方ですが、基本的にはリーダーの号数=PEの号数の約4倍のものを選ぶようにするといいと思います。例えば、PE1号であれば4号のリーダーを結ぶ、PE0.8号であれば3号のリーダーを結ぶ、といった具合です。

また、釣り場の魚が大きい場合や、釣り場が岩場だったり沈み根が多かったりする場合は、更に大きな号数のものを選ぶようにするといいでしょう。例えば、PE1号であれば5~6号のリーダーを結ぶ、PE0.8号であれば4~5号のリーダーを結ぶ、といった感じです。

リーダーの長さは、1~1.5m程度が目安。

リーダーの種類にはナイロンとフロロカーボンがあります。ナイロンは伸びがあるので魚の急激な引き(ショック)を吸収しバラシにくくなるというメリットがあります。フロロカーボンは擦れに強いのが特徴です。

PEとリーダーの結び方は「FGノット」が一般的。

ラインの色

ラインの色は釣りをしていて見やすい色を選ぶのが基本。

夜釣りが中心であればホワイト系、サラシを攻める磯での釣りであればオレンジやピンク系などの視認性の高い色がおすすめです。

基本的にラインの色は釣果に影響しないといわれていますが、派手な色は魚に見切られて釣果が落ちるのではないか?と不安になる方はクリアやブルーなどの目立たない色を選ぶといいでしょう。ただしラインが見づらくなるので(特に夜)、ラインがロッドのティップ(穂先)やガイドに絡んで、そのままリールを巻いてロッドを破損してしまうことがないように注意してください。

ルアー初心者が使うラインについて

ルアー初心者の場合、最初は安価で扱いやすいナイロンラインを選ぶことをおすすめします。

PEラインは扱い方に慣れないうちはライントラブルが必ずといっていいほど起こります。

PEでのライントラブルとはどういうものなのか?というと、例えば以下のようなケースです。

  • キャストしたとき、PEがグチャグチャになってしまった。
  • キャストしたとき、ノットの部分から切れてルアーだけ飛んでいった。
  • キャストしたとき、ロッドのガイドにPEが絡んで高切れした。ルアーはもちろんロスト。

こうなった場合、グチャグチャになったPEをほどいたり、ノットを組み直す作業に迫られます。その作業に手間取った分だけ、釣行時間が削られていきます。

もし周りが釣れてる状況、つまり時合の真っ最中にライントラブルが起こったら、最悪時合を逃して自分だけ釣れなかった、なんてこともありえます。

ちなみにPEでライントラブルが起こる原因は、キャストの仕方、リール(スプールの位置)、ロッド、風向きなど、原因となる要素が複数あり、そしてそれらの原因が重なったことで起こったりします。

ようするに、PEを選んだせいで余計なストレスに悩まされる可能性が高いというわけです。

ライントラブルが起きる度に、釣りを中断してラインをほどいたりノットを組み直したりすることに時間と労力を費やしたり、1個千円二千円もするルアーを無くしたりするわけです。

シーバス釣りはナイロンライン3号の直結で十分いける

ポイントが遠いなどの理由で遠投する必要がある場合を除いて、シーバス釣りはナイロン3号の直結で十分釣りになります。

夜であればシャロー(浅場のこと)・釣り場の手前に魚が寄っていることが多いので、飛距離を伸ばそうと無理にPEを使う必要はありません。


夜のシャローで釣れたシーバス。リールに巻いてあるのはナイロン3号。ルアーは9cmのフローティングミノー、重さは8g。


上記と同じくナイロン3号+フローティングミノーで釣れたシーバス。

シャロー(浅場)の攻め方

ナイロンラインを使う場合の注意点として、ナイロンは使っているうちに劣化してくるため、定期的に新品に巻き替えたほうがいいです。巻き替えは1~2ヶ月以内を目処に。

長く使っていると巻きグセ(カール)が酷くなり、ロッドのガイドにラインを通すのがやりにくい、キャストのときガイドにラインが当たりやすくなり飛距離が落ちる、リトリーブ中の糸鳴り(ラインとガイドがこすれる音)が酷い、といったデメリットが発生します。

なお、ナイロンとルアー(またはスナップ)の結び方は「ジャンスィック・スペシャルノット」が簡単でおすすめです。

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  • カテゴリー: タックル
  • 投稿日: 2015年07月09日